現在通っている音楽学校に先月新しいビルができました。
グランドピアノの数が増え、小さいけど音声の反応がよいリサイタルルームや最新の録音の機能などが入っています。
そのオフィシャルなオーペニングが今週開かれ、ベルリン・フィルを指揮する有名なサイモン・ラトルがそのセレモニーに参加しました。彼は朝、学校のオーケストラを指揮し、そのあとスピーチをしました。

途中から雨が・・・さすがイギリス。周りの人たちは笑顔を浮かびながら我慢しています。
私の友達が学校のhead girlとしてスピーチを。ラトルに感謝をしめすことができてうらやましい!
週中一日間だけ皆フォーマルな服を着ながら学校に寄付してくれた人たちのために色々なデモを・・・
一日中コンサートがチョコチョコと開かれ、それと同時平行にピアニスト何人かがピアノの課長とレッスンを。この部屋には実はもう一台グランドピアノがあるのです・・・しかもこういう景色のいい広い部屋が四つも!
私はMusic Technologyのほうで手伝う役目が与えられました。皆は新しいクラスルームで音楽の編集をしてましたが、私は特別にこの贅沢な一人部屋で作曲の編集をしていました。人が入ってくるたんびに説明をして、学校のいいところをばっかりしゃべらなくてはならなかった・・・笑
実はちょっと体調が悪かったために、途中でやめさせてもらいましたが、熱があったので家に帰り、夜の合唱のコンサートには参加することができませんでした。
月曜日にはオーケストラのコンサートのためのリハーサルを見ることができました。
自分が小さいころから尊敬しているあのサイモン・ラトルが5メートルしか離れてないところで彼の指揮が見れるなんて!楽譜なしで指揮をし、自分の後ろには置いてありましたがあくまでもレファレンスとしてあっただけでした。びっくりしました!
音楽学校といってもオーケストラに燃えない生徒たち。けれども今回はラトルが来るということで、みんなあせって練習していました。
リハーサルの最初の五分ぐらいまではイギリス人らしく、礼儀正しく生徒に接していましたが、どんどん気持ちが入っていくうちに冗談も招きながらけっこう厳しいことも発言!
「お前らの出している音は一体なんだ? 動物の泣き声みたいだ!」
「今の音色聴いたか? だれかがWalkersのポテトチップを食べているような感じだ!」- つまり言いたいことは、音が硬くてバリバリしている。もっと滑らかな音色をラトルは要求している。リハーサルを聞いている私達生徒たちは一瞬顔があってしまいました。そんなひどかったかな?笑
逆に弾いている生徒達は皆必死。いつもバカをやっている男の子たちのまじめな顔をこの五年間で始めて見ました。(それも問題だが・・・笑)
楽器ごとについて次々と言い出すラトル。
「だれだ、ティンパニーは? 音がモワモワしている。一つ一つの音に違う力を与えるのが当たり前だろ?」
「そうやっているけどもっと表現しなきゃダメか・・・」という表情をするティンパニー奏者。
五分後ラトルはまた怒りだします。
「お互い分かり合ってないようだな。ちゃんとやっているか? それとも使っている棒のせいか? ちょっと、なに使っているか見せろ。ほら、ふんわりしたやつじゃないか。もっと硬いの使えよ。」
みんなの前で一人だけこんな目に合ってしまった・・・見ていてかわいそうでしたが、このおかげで彼は耳がよくなったに違いありません。
もう一つ印象に残った楽器へのコメント。
「今のチェロは音が薄すぎ! その8章節はほか比べてへっちゃらだろう? このシーンを想像してみて:No. 10 Downing Streetで(イギリスの首相が住むところ)Gordon Brown(Tony Blairが来月やめたら首相になる方)がTony Blairとミーティングをしている。Tonyは相変わらず何か提案があるが、今は自信もなくなってきたし、力もあんまりない。それに比べるとGordonはもっと体も大きく、声も太く、存在感がある性格で、Tonyになんでもかんでも反対している。Gordonのそういう雰囲気を音で表現しろ。」
皆一声に爆笑しました。これほど面白くて、分かりやすい説明はない。
弾いている生徒たちもすぐ要求されているものが分かり、思いっきり心のそこから想像力を生かしながら一生懸命引き、それがすぐ音に現れました。
こうしてリハーサルは三時間続きました。聴いている私も面白くて、時間があっという間に立ってしまいました。
リハーサルの最初と最後の演奏は本当に大違いでした。最初に曲を通した時は決してひどいわけではありませんでしたが、彼らの才能を心の置くから引き出すのを見て本当に感激しました。本当にすごかったです!
本当だったら私もそのオーケストラで弾きたいぐらいだった。ピアニストだとこれがね・・・一人ぼっちなところがたまにいやになります。今回は見て、聴いて、音楽家同士のやり取りの分析などで楽しみましたが。笑
ここ数ヶ月、大学の受験の残りの勉強があまりにも忙しくなっていてピアノにあんまり時間が避けなくてくやしんだり、周りが演奏を楽しんでいる風景を見たりするのがたまに辛かったですが、今回サイモン・ラトルを通してまた純粋に音楽を愛して、そして想像力を大事にする発想を味わうことができて本当に嬉しかったです。卒業前に見れて本当によかったです。
火曜日, 5月 15, 2007
世界最高の指揮者サイモン・ラトルが音楽学校へ!
水曜日, 5月 02, 2007
イギリスでの最強音楽学校たちがサッカーで勝負!
イギリスでの音楽学校、Yehudi Menuhin Schoolと私が通っているPurcell Schoolが初めてサッカーで勝負をしました。
カメラマンとして取った光景です。
ちゃんと選手の名前や番号などが入っている青いシャツはMenuhin側、そして家のほうは適当に黄色いシャツを頼んで、ショーツもぜんぜんそろっていない状態のほうです。笑


ハーフタイムのときの選手たちの光景。応援するほうとしては素晴らしい天気だったが、選手にとっては大変だったらしいです!皆は水をとにかく奪い合っている状態・・・
点数を入れたときの瞬間。
私はMenuhin側に立っていたために(あとでPurcellの生徒たちから散々言われましたが)、彼らが点数を入れたときの光景の方がよく映っていますが・・・
Purcellのほうは人数が多いために、反対側からでもよく喜びの声が聞こえました。
選手たちも嬉しそうに抱き合っていました。
応援と言えば、音楽を演奏するための楽器が必要でしょう。
さすがPurcellはすべての楽器を弾く人たちがいるために、わざわざ練習室から大きいBass Drumまで持ってきてしまいました!
下級生まで、どうでもいい打楽器をけっこう持ってきていました・・・
それに比べると、弦楽器とピアノ科だけしかないMenuhinはこれだけ・・・・笑
試合は4対3でPurcellが勝ちました。やっほー!
終わった後は皆Purcellのダイニングルームへ。いつもより人が多くてびっくり!
正直言うと、私達音楽学校はすごいライバル意識をもっていますが、逆に今回のイベントを通して、お互い仲良くなることができました。
私も前に一度会った日本人たちと再開することができ、彼らを通してたくさんの新しい出会いもありました。
今度は一緒にロンドンで一日過ごしたいような新しい友達も作っていきました。
勝ったのは私達でしたけれども、結果はどうであれ、とても成功となったイベントと交わりの会になったために、また今学期の終わりにもやると言う話も出てきています。
そのうち、学校どうしでコンサートができるといいな!っと私達生徒はひそかに思っています・・・