10月からケンブリッジ大学で勉強をするのを今日やっと実感しました。
ずっと受かったことが信じられないまま夢ばかりでしたが、今日の朝重い封筒の中にたくさんの手紙が入っていたのを読み、ようやく最初の数週間の生活がわかりました。
楽しみですし、早く行きたい気持ちが中心ですが、やっぱり別世界だなと感じました。
なぜかというとまずはこれ。
赤い線を私が引きましたが、そこにはこう英語で書いてあります。
"Please fill out this record form accurately and attentively, as it supplies the basis for the historical record of members of the college, continuous since 1630."
これを日本語に訳しますと:
「これは1630年(江戸時代)から続いている歴史的な記録書のためであるので、細かく、丁寧に書類を書いてください。」
単純に「大学側のためにこの書類を出してください」と書けばいいのに、歴史を大切にするイギリスですから今の時代になっても大げさにそれを理由にしてものごとを進めていくのがけっこうウケます。いわゆるイギリス人のハイソの人たちが発言するようなことなので。笑
それにしても私の名前がこうして世界的トップな大学で名前を残すなんてちょっと考えられないですね。ぜんぜんこんなことを予想していませんでした。逆にもっと自分の存在を残して生きたいというふうに感じます。
次に「さすがケンブリッジ」と思ったのがこれ。
入学記念日の写真を撮影した後行われる入学ディナーの招待状。ケンブリッジの生徒が持たなくてはならないガウンを着たまま食事へ。しかもホストの「ケンブリッジ大学のSt.John's Collegeの生徒と卒業生」はマリ様を招待いたしますと書いてあります。笑ってしまうの理由は卒業生はMaster、つまり「最高でエリートな先輩」というふうに表現されているからです。これもまたイギリスらしい大げさな表現! しかもカレッジのロゴまでつけちゃってなんかロイヤルな感じがでていておかしい。少なくとも私みたいな変な日本人音楽きちがいが行くようなところではないはず。笑
なんてひそかに楽しみにしてますが、理科系の卒業生に会ったら話が続かなくなりそうなのがちょっと心配!
そういう手紙の中から出てきたこの手書きのメモになんちゃって感動しました。
St. John's Collegeのクリスチャン団体からでした。今の時代で手書きというのに驚いただけではなく、どうやって私がクリスチャンだと分かったのだろうとびっくりしました。
内容は大学内でのクリスチャンの活動についてちょっと書いてあり、大学が始まる前に四日間大学全体が集まる修養会(だと思うんだけど・・・?!)への誘い、そして学期中St. John's Collegeの生徒たちが集まる祈祷会についての紹介がありました。とにかく新入生である私の緊張感をやわらげたいという先輩からの短い手紙で、クリスチャンの友達だったら一気に作られるということで、神様からこんなチャンスを与えてくださって本当に感謝です。
あと大学に行くまで一ヶ月ありますが、自分に少しずつ学生としての気持ちが沸いてきました。
結果が来てから二週間後になってしまいましたが、家族がロンドンにある日本食のレストランへ連れて行ってくれて祝ってくれました。日本の感覚だと祝うときはもっと高級養殖レストランに行くのが普通なんでしょうけど、やっぱり海外生活が長くなってしまうと美味しい日本食が食べたくなるのですよね。あ~、ケンブリッジには炊飯器を持っていかなきゃな・・・
水曜日, 8月 29, 2007
ケンブリッジ大学からの重い封筒
土曜日, 8月 18, 2007
ケンブリッジ大学受験:結果ご報告

6月に終えたA Levelのテストの結果がおととい来ました。
無事三つ A grade が取れたのでケンブリッジ大学、St. John's Collegeからのオファーは完全に合格となりました。
今までずっと応援してくださった方、そしてロンドンに限らずお祈りしてくださったたくさんの日本人クリスチャンへ感謝いっぱいです。そして一番そばに居てくれて、心配して、励ましてくださった親と神様に感謝ですね。
インターネットを通して結果の日に第一希望が受かったことを知りました。
テストの点数などは出てないので、それは学校に取りに行きました。
大学のほうからもあい変わらず手紙が来ました。
他の大学はほとんどオンラインだけで知らされ、それから他の書類が来ますが、一応ケンブリッジ・オックスフォードの場合は手紙の返事が来ないと落ち着かない状態がちょっと続きます。
実際に手紙のほうは次の日に届きました。
もらってホッとしました。
ちょっと信じられない気持ちがしばらくありましたが、ある先輩に昨日あってきて改めてまた色々な話をし、心がやっとわくわくしてきました。
とは言っても大学が始まるのは十月で終わるのは十一月末。
なんとケンブリッジは一学期八週間しかありません!
なので勉強はけっこうインテンシブで学期中バイトもしてはいけないようなところです。
私はできればピアノで奨学金を取りたいので、そのオーディションをしに九月末に行きます。
ということで、休みはあと五週間ほどあるので、ロンドンにはもうちょっといます。
そして休みも長いので戻ってくるつもりです。
再び皆さんに感謝したいです!
そしてこれから三年間音楽を違う面で勉強して深めたいと思います。
金曜日, 8月 17, 2007
ロンドンの夏のクラシック:BBC Proms
3年前にMusic Theatreのコースで知り合った友達とコンサートに行きました。
ロンドンは毎年の夏、Royal Albert HallでPROMと言われるたくさんのコンサートが行われます。
BBCというテレビ局(イギリスのNHKですね)がスポンサーしているシリーズで、なんと5ポンド、約千円で自由席(立席?)で世界の大物がたくさん見れます。この自由席に入れるにはコンサートの一時間ぐらい前から並びますが、本当の大物が来るときはその日の朝から人が並ぶときもあります。
今回のメンバーは皆音楽の勉強のほうをロンドン・オックスフォード・ケンブリッジ大学で選考しているような友達だったので、非常に変わった20世紀のプログラムを聴きに行きました。
私が特に好む音楽では無いのですが、こういう変わった曲をどうやって耳を傾けるかだいぶ分かったようなきがします。面白い音やテーマなどの展開を探るのが楽しかったです。
後半にはストラビンスキーのRite Of Springがなまで聴けて本当に嬉しかったです。いつもラジオで聴いてたり、よく勉強したりするような有名な曲なのに、コンサートで聴いたのが皆初めてで、やっぱりなまで聴く迫力が味わえてみんなハイテンションでした!
不思議とこういうコンサートに集まる人たちと言うのは音楽に熱心な人たち。たまたまオックスフォード大学からの音楽を専攻している学生たちに会い、コンサートの後パブ(イギリスの居酒屋)で少し交わりができて楽しかったです。
帰りはその代わりちょっと遅くなってしまいましたが、日本と違ってロンドンは夜の電車に乗るとごみに囲まれるのです。ただで配られている新聞やからのポテトチップの袋などが大量に・・・2012年のオリンピックでこれじゃ恥ずかしいですね。笑
火曜日, 8月 14, 2007
ミラノ:芸術家にとって最高な町 (その2)
このエントリーではもう二ヵ所、芸術家にとって大事な場所を書き留めたいと思います。
その前にちょっとトピックからそれます。
以下の写真はイタリアのアイスクリームトラック。レトロでなかなか可愛いんです、これが。
けれども、近くでよく見ると?! なんと、五つ星がついているのです。アリスクリームにもちゃんとクラスがあったんですね。笑
でわでわ。芸術の世界へ戻りたいと思います。
以下の写真はブレラ美術館の入り口とメインの広場です。

この美術館はレネッサンス時代の素敵な宗教関係の絵が多いです。入場チケットにもそれが描かれています。やっぱりカトリックの国であるだけに、乙女マリア様が中心とされる絵がほとんどです。私は同じクリスチャンでもイエス様を重視するプロテスタントなのですが、逆にイエス様のお母さんはカトリックにとって大切な存在であります。だからイタリアの家族ってお母さんが一番力あるんだなときずかされました。
最後に、やっぱり音楽家である私にとって一番印象的だったのはスカラザでしょう。
オペラコンサートの数が! しかも安い! ロンドンは高いからね・・・
街中にもクラシックコンサートがたくさん。(というか、アルゲリッチいつも同じ指揮者と競演するよね・・・さすが元妻、笑)
スカラザの博物館にも行ってきました。
中に入ってすぐ利用した階段には百年前からのコンサートのポスター! 本当に歴史を感じました。当時ヴァーグナーみたいな作曲家が生きていたときのものだと思うと本当に興奮しちゃいます!
そのなかでも一番惹かれたのはこれです。あの最高のピアニストのホロヴィッツのデビューコンサートのポスター。凄すぎる! 彼の演奏聴きたかったな・・・残念ながら私が生まれた時代がもう一回りあとでした。
会談を上り終わるとコンサートホールの廊下へ。プッチーニーなどの有名なイタリアのオペラの作曲家の彫刻も飾ってありました。
シャンデリアも素敵・・・!
コンサートホールも部分的に工事中でしたが、中に入ることができました。ロンドンのロイヤルアルバートホール以上に凄かったです。さすが昔のArchitectureが凄いイタリア・・・写真は禁じられていたので、これだけひそかに取ることしかできませんでした! いつか友達とここでオペラ見に行きたいな。
博物館もとても面白かったです。有名で歴史的な歌手のポートレートだけでは無く、スカラザで見つかった忘れ物やふろくなど、小物がたくさんありました。印象的だったのはプッチーニーの写真や有名なアリアの歌手・楽譜がプリントされていたうちわと、当時新しいオペラの限定コインなどのグッズでした。残念ながらこういう物を売っているお店がぜんぜん無かったので、目と心ですべて味わってきました。
博物館はほとんどの説明がイタリア語のために、英語のガイドブックをわざわざ買いました。やっぱりこれから大学で音楽を勉強する以上、必要だなと感じ、これを改めて読んで知識を増やしたいと思います。
ミラノで過ごした時間は本当にわずかでしたが、本当にいい思い出になりました。
ミラノ:芸術家にとって最高な町 (その1)

ヨーロッパキリスト者の集いの後、ミラノの町の中心に二泊しました。
イタリアは食べ物やファッションだけが最高ではなく、クリスチャンの国で日曜日はちゃんと休みを守るし、音楽家として大切なオペラがさかんだし、レネッサンスな美術や彫刻も最高。
芸術家としてやっぱり感動しました。建物はイギリスとは違う意味で重みがあり、芸術性がある。というか、元はローマ人がロンドンブリッジを作った物だし、芸術家としてロンドンも同じぐらい生活が最高とも言えるが(感謝!)、けれどもイタリア人のほうが先だったと思うとミラノみたいな町に住みたくなるのも自然。笑
まずホテルから真っ先に見えるのはこれ。ショッピングアーケードです。
中には今ブランド品のお店がたくさんありますが、このビルは十字架の形を意識して立てられたものだそうです。
よく見ると宗教に関する絵が描かれています。あ~、聖書の中でのどこの話か分かればいいな・・・
ショッピングアーケードのすぐ横にはあの有名なドゥオモがあります。天気がいいとこの光景も最高。五年前来たときと比べると今回のほうがもっと感動しました。やっぱり音楽高校のときの英文学の先生の影響が強いのかな・・・
一回目に中へ入ろうとしたら、スパゲッチィートップを着ていたために、肩を隠すように言われ、いったんホテルに戻ってカーデガンを取りに行きました。観光地とは言え、ちゃんと宗教的なルールを守るのがさすがカトリック・・・私みたいないい加減なクリスチャンとはだいぶ違いますね。笑
なかに入って一番印象的だったのはやっぱりこの十字架。「ヨーロッパキリスト者の集い」のテーマも十字架についてだったので、凄い心にしみました。
中だけではなく、上にも上りました。暑かったけれども、やっぱり信じられないほどの彫刻のがあり、見る価値がありました。

どの彫刻も凄いのに、だれがなんなのか良くわからない・・・だけど知りたい! 芸術に詳しい宣教師たちいつか教えてください! 笑

彫刻によっては壊れかけているものもありました。この左の天使は足がない!

どんどん上に上っていくと下を見れなくなります・・・怖くて! なのでレンズにこの高さを見させてやりました。笑
一番上にたどり着くと、この光景が見えます。前にも見たはずの光景なんですが、クリスチャンになってから見たのは初めて。今の私の目はただの彫刻の列だけではなく、天国に聖書に出てくるような人たちが住んでいるように見えるのです。なんちゃって。あまりにも雲が美しくてね。どの彫刻が誰なのかよくわかりませんですが、私が予想するにはこれはイエス様の12人の弟子ではないかなと思います。


そして最後にこれです。一番高いところにあり、金でできている彫刻。神様の彫刻でしょう。夜はこれがライトアップされ、遠くから見えてとても素敵でした。
次ドゥオモを見学するときには、もうちょっと聖書を勉強してから改めて来ます! 今回は芸術性に圧倒するだけで精一杯でした。素晴らしい光景を芸術家として見れて本当に嬉しかったです。
木曜日, 8月 09, 2007
ヨーロッパキリスト者の集い ’08 (まとめ編)

毎年8月の最初には「ヨーロッパキリスト者の集い」という、ヨーロッパ中の日本人のクリスチャンが集まる修養会に参加しています。今年はミラノの公害で行われました。去年のスイスとの環境と全く違いましたが、相変わらずいい修養会となり、今年はまた新たなやり方なども出てきて色々と面白かったです。
今回は日本人だけではなく、ホストのミラノ賛美教会(以下の写真=牧師)から韓国人もたくさん集まりました。他にも外国人で日本伝道をしてらっしゃる方がたくさん来て、通訳の奉仕者もたくさん居ました。この通訳のおかげでお父さんも久しぶりに聖書を一気に読んでいました・・・笑
今回はスモールグループと言う形で年が近い人、職業、そして国籍などのことを含めてグループに別れ、いい交わりができました。グループではお説教の感想を分かち合ったり、聖書の箇所を読んで意見を話し合ったり、そして自分の人生での経験などをシェアし、ご飯も一緒に食べられる機会も与えられました。
そして私は思いがけないところでWorship Leadingのdebutをしました!以下の写真は最後の日にみんなの前で中高生が歌ったところです。自分の弾いている音がぜんぜん聞こえなくて、声もなくなりかけていた私だったので最初はちょっと緊張しましたが、一分たたないうちにもうそのことをは忘れてしまってただ賛美をするだけに心がいっぱいでした。このとき意外でも私はあるギタリストと一緒に賛美を中高生の奉仕としてリードをしました。二ヶ月前受けたばっかりのトレーニングがこんなところで生かされるとは思っていませんでした。とてもとてもこの経験と出会いには神様に感謝しています!
最後に一つ。思いがけないところで私が昔趣味としてやっていたダンスを生かすことができました。今の現代のスタイルの曲に主をたたえる歌手があり、それにあわせて本格的な踊りを子どもたちと一緒にしました。
このことについては次回のブログにもうちょっと詳しく説明したいと思うので、楽しみにしてください。
(写真は奉仕者の方が取ったものを利用しています)